昨季、シーズン最多記録の216安打を達成した西武秋山翔吾選手が、キャンプ初日から神業を披露しました。スタンドにボールを置いてのティー打撃。25メートルほど前方には竹ざおが立てかけられています。
行けー ! もしや… まさか…
カツーン ! なんと40分間で直径約2センチほどの「的」に5球ほど直撃させてみせました。投手では「針の穴を通すコントロール」との表現がありますが、こんな打撃練習は初めて見ました(昔、落合博満さんがフリー打撃を近くで撮っていたテレビカメラに狙ってぶつけ破壊したことがありましたが…)。日本記録は決して偶然ではないのでしょう。高すぎる意識に支えられた技術が、安打製造機を進化させていると感じました。
ちなみに正面から見ると、ボールがまっすぐ近づいてきます。
テレビの取材で訪れていた元広島の「天才」前田智徳さんも、竹ざおを手に興味津々の様子で秋山選手を直撃していました。