私も1日遅れて西武プリンスドームで〝開幕〟です。
私は1986年にカメラマンになり、あっという間に30年が過ぎました。初めての担当球団が西武ライオンズでした。
当時パ・リーグの盛り上がりは今ほどではありませんでした。川崎球場などでご観戦の経験がおありのオールドファン(失礼)はご記憶のことと思います。今は球団の努力はもちろん、ファンのみなさんの盛り上げて「セ・パどっちが盛り上がってる?」なんてことが言われることもなくなりました。
30年の歳月を経て感じたことがあります。
「ビジター席の面積とパーテーション」です。
いろいろな理由でパーテーションが切られているのは理解できます。「トラブル防止」がその根幹なんだろうと理解しています。
でも「自分のご贔屓(ひいき)チーム」がビジターとしてやってくるのを指折り数えて待っているファンがたくさんいると思います。特にパ・リーグは。あの頃、お世辞にも大盛況とは言えなかった球場で声を出して応援していたファンがいました。私は彼ら、彼女らの応援があったからこその今日のパ・リーグ人気だと思っています。
この記事はライトスタンドのパーテーションを見て思ったことを書かせていただきました。けっして「どこの球団が」とか「どこの球場が」ということではありません。
相手あってこそ、とだけ…。