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2013年からJ1で3年連続得点王を獲得している川崎F大久保嘉人選手。今季もここまで5得点と好調を続け、相手もいかにエースFWを封じるか対策を練って試合に臨んでいる。

4月16日のアウエー東京戦。厳しいマークを受け、なかなかボールをもらえず天を仰ぐ姿もあったストライカーへ、さらに追い打ちをかける悲劇が…。大久保選手へのパスコースに西村雄一主審が入ってボールをカット。反転してゴールへ向かおうとしていただけに、チャンスの芽が一瞬にして消えてしまい不満も爆発かと思われた。

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西村主審もすかさず大久保選手に歩み寄り、肩をポンポンとたたきながら「謝罪の言葉」をかけた。

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日本代表バヒド・ハリルホジッチ監督が視察していただけに、1点でも多く取って代表復帰をアピールしたいJ1通算得点ランキングトップの大久保選手も、恨み節を独り言のようにつぶやいた後は西村主審の腕をポンポンとたたいて和解成立。精神的なゆとりが決定機での冷静なプレーにもつながっているのかも知れないと感じた場面だった。

【松本俊】