19日、神宮球場でのヤクルト戦で西武新人の多和田真三郎投手がプロ初勝利を収めました。
足を目一杯前に踏み出す独特の投球フォーム。実は彼を撮影するのは2度目でした。
4年前の明治神宮大会。富士大1年生の多和田真三郎投手は国際武道大戦でノーヒットノーランを達成しました。私はこの10日ほど前に他部署から写真部に異動したばかりで初めての野球取材でした。
6回くらいにノーヒットノーランの可能性を感じ、先輩カメラマンの指示を受けながらドキドキしながらファインダーをのぞいていたのを今でも昨日のことのように思い出します。場所も同じ神宮球場。何か不思議な縁を感じました。多和田投手の4年間ほど自分は成長できているのだろうか。彼の初勝利に私自身ももっと頑張らなければと気持ちを新たにしました。
【河野匠】