9月10日、広島カープが25年ぶり7度目のセ・リーグ制覇を達成しました。しかも史上2番目の早さということで圧倒的な強さでの優勝でした。(ちなみにセ・リーグ史上最速は1990年9月8日。東京ドームで巨人がヤクルトを下して優勝しています)

当日、私は一塁側カメラ席からその瞬間を待っていました。「男気」黒田博樹投手の先発でプレイボール。東京ドームが真っ赤に染まりました。

2近年は「カープ女子」が流行語大賞ベストテンに選ばれるなど在京のスタジアムでも赤いスタンドがよく目につくようにはなりましたが、この日の東京ドームは3階席まで真っ赤。レフトスタンドを中心に起こる地鳴りのような大声援は迫力満点で、まるでマツダスタジアム…

いや、幼少の頃に親に何度か連れて行ってもらった広島市民球場のようでした。実家から2時間以上かけて球場まで。幼い自分にとってはカープの試合を見ることは今で言うと海外旅行に行くような気分で、前日は夜も眠れないくらいのワクワクでした。そして球場に着くとライトスタンドで強い西日を受けながらお弁当を食べて、たまにスタンドに入る打撃練習の球に驚きながらプレイボールを待ちました。チームは当時、黄金時代の終盤。強かったなぁ…おっと、私事で失礼しました。思いが強かったもので(←涙をぬぐいながら)。

1歓喜の瞬間、赤く染まったスタンドを背に胴上げされる緒方孝市監督。25年分の思いが詰まっています。

さぁクライマックスシリーズに日本シリーズと続きます。32年ぶりの日本一はいかに?

【河野匠】