今年のドラフト会議当日、私は東京都府中市にある明大の合宿所に行きました。新聞にはなかなか載らない一日を振り返ってみます。

この日、明大では柳裕也、星知弥、佐野恵太、中道勝士の4選手が指名の報を待っていました。まずは近くの浅間神社にお参りです。必勝祈願ならぬ必指名祈願といったところでしょうか。これはドラ1候補と注目の柳投手です。
yanagi1.jpgwebさあ、いよいよ会議開始です。善波監督(左)も同席する中、いきなり柳投手が中日、DeNAの2球団から指名され、ホッとした表情がこぼれました。まだ指名のない星投手(右)は緊張の面持ちです。yanagi3.jpgweb中日が指名権を獲得すると善波監督と喜びあいます。
yanagi4.jpgwebテレビに映る中日森繁和監督(左)のインタビューに真剣な表情です。

yanagi2web場所を室内練習場に移して恒例の胴上げです。ここで問題となってくるのが指名した球団のグッズをどうするかです。当然ですが、ドラフトというのは蓋を開けてみなければどの球団に決まるかわかりません。理想を言えば12球団のグッズ全てを持参してきていれば安心ですが…。私も今回は中日、巨人、広島、DeNA、楽天、ロッテのユニフォーム、ヤクルト、DeNAの大入り袋、ソフトバンク、広島、中日、日本ハムの帽子、そして各球団のロゴ入りボールに困った時の色紙、さらには(後でわかります…)と、できる限りのグッズを持参してその時に備えました。最近ではもうこの準備を面倒くさがって丸腰のカメラマンも増えましたが、チキンな私はどうしても不安になってしまい色々準備してしまいます。とはいえ今回のように中日が指名となると、中日新聞の方がドアラ人形や帽子、旗と一式を用意して場を仕切ってくれちゃうので、まずは余計なことはしませんでした。
yanagi5.jpgwebそんなこんなで盛り上がっていると、星投手がヤクルトから2位指名され、喜びの輪に合流します。2人そろっての肩車です。

yanagi6.jpgweb紙面では柳投手は大きく扱われるのは確実です。そして星投手も2位ですから単独でも耐えられる絵を撮らなければなりません。前夜、それなりに頭をひねらせ、深夜に近所のドン・キホーテで購入した星形の風船を投入です。
yanagi7.jpgweb念には念をとヤクルトの大入り袋も持ってもらいました(拡大カラーコピーです)。目標は堂々新人王です。

yanagi8.jpgwebそうこうしているうちに、中日の森監督がやってきて柳選手と対面です。
yanagi9.jpgweb交渉権獲得のクジを手に笑顔の柳投手です。

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個人的には次の写真が今年のキモだったんですが…。前夜、ドン・キホーテの食品売り場で遭遇したハロウィン用の巨大カボチャが最終兵器?でした。「このカボチャに負けないくらい大きく成長します!」 「大物になります!」などと勝手にかこつけようという魂胆で。他社のカメラマンの方からは「別に本物じゃなくていいだろ」と突っこまれましたが、本物だからこそ素の表情を見せてくれたと勝手に思っています。巨人に決まっていたら「カボチャに負けないオレンジ魂で!」とこじつけていたかもしれません。yanagi12.jpgwebyanagi11.jpgwebしかし、残念ながらカボチャ写真はボツで、普通に胴上げ写真が使われました。バタバタしているとうっかりしてしまいがちなのですが、お決まりの色紙に目標を書いてもらうことも忘れてはいけません。将来、この写真が役に立つかもしれません。

yanagi13.jpgweb最後は4人で記念撮影です。中道選手(左端)はオリックスから育成で、佐野選手(右端)はDeNAから9位指名を受けました。めでたしめでたしです。

yanagi15.jpgwebまあ、こんな感じで、なかなか日の目をみない作業をしながら撮影しています。