ストロボを使った時に出る影について。WBC東京ラウンドで日刊スポーツは一塁、三塁、ネット裏、レフト、センター、ライト、ゴンドラ(一塁側スタンド上方)、逆ゴンドラ(三塁側スタンド上方)と8人のカメラマンを投入しました。私はゴンドラで、「球追い」というボールが飛ぶ方向を追いかけるのがメインの仕事です。まあ守備でのファインプレーなどは、確実に押さえていないと怒られます。と言いながら、今回はゴンドラの役目とはほぼ関係ない試合後のヒーローインタビューの写真になります。お立ち台の目の前では内野にいる2人のカメラマンがストロボをたいて撮影するのが普通です。私は400ミリのレンズに1.4倍のテレコンバータをつけて遠くから狙います。もちろん50メートルほど離れていますから、ストロボは使いません(光がほとんど届かないから意味がないわけです)。同調というやつで、私がシャッターを押すのとほぼ同じ タイミング で、お立ち台前のカメラマンのストロボが光ると、こんな感じで影が出ます。これは中田翔選手。正面の表情と、影になった横顔と振られた右手が面白い雰囲気を醸し出す時があります。

これは左手突き上げ。

松田宣浩選手は「1、2、3、マーッチ!」です。

筒香嘉智選手(左)と千賀滉大投手は仲良く肩を組んでガッツポーズ

角度が変わるとこんな感じで。

千賀投手の左手の影が切れなければ…。いずれにしてもどれもこれもデスクからは全く見向きもされず紙面では普通にボツでした。でも試合後も最後の最後まで面白い写真を撮ろうと諦めていませんから!(野上伸悟のとっておきショット)