三ツ沢で行われたJ2横浜FC対岡山、試合終了で両チームが握手を交わす。カズもその列に向かう。

ちょっと待って。

この試合、カズはピッチに立たなかった。それなのにカズは控え選手用ビブスを着用していない。そしてシューズはスパイクを履いている・・・。

カズはピッチに立つことがなくても「自分は試合に参加していた」との自負を持ち、ビブスを脱ぎスパイクを履いて試合終了のあいさつ向かう。それが彼のポリシー。この「意地とポリシー」の話は親友の・・・いや、悪友のYカメラマンに教えてもらった。彼はJリーグ発足当時からずっとカズを追っている。

「今日も試合に出なかったなぁ」と言いながらバッグにカメラを仕舞うYカメラマンもまたカズと同じポリシーを持つ男。

我々年老いたカメラマンへの最高の褒め言葉、それは・・・

「まだ写真撮ってたんですか?(笑)」である。

カズも「まだサッカーやってたんですか?」と言われたらきっと嬉しいと思う。

時代は「年齢を隠さない」。ありのままの自分を見せる・・・・魅せる。